2012/03/28

金沢小旅行③ 21世紀美術館-2(企画展)


お目当ての企画展①「モニーク・フリードマン展
(フランスの女性アーティスト)は予想外に点数少なく、
メイン企画展だったので少し残念。
サイトにも少ししか情報なくてどんな作品があるのか
気になってたけど、見たかったカレイドスコープ以外は、
(麻のような)特殊素材染料でペイントした作品数点。
分厚い図録なので、たった数店で何が載ってるのかと思ったら
同じ作品が角度変えて何パターンか掲載されてた。。
企画展内は撮影不可だったけど、市民ギャラリー越しの
カレイドスコープはこんな感じ。
セロファンとかアクリルとか、透ける色素材にめっぽう弱い♡


別の企画展の「ピーター・マクドナルド展」も最終日で、
大部屋の壁一面、原色で大胆でpopに描かれた絵、
DJがプレイする音楽をBGMにヘルシーなクラブっぽい雰囲気。
アーティスト本人がふらりと来場されてて(左端の男性)
気取った感じなく良い意味で普通の人っぽかった:)
(この企画展は撮影可でした)



お目当ての企画展②「オリーブ・クリエイティビティ展」。
こちらは、無料ギャラリーにて7月1日まで開催。
伝説の乙女雑誌「オリーブ」のヒストリー(編集長やAD交替に
よって変遷したテイストや傾向)と創刊〜最終号のバックナンバー
全号閲覧可能という内容。

アンケート募集されてた元読者たちから寄せられた思い出話が
展示されてたけど、当時の人気モデルやスタイリストなど
制作者側のエピソードがあった方が、より興味深い内容に
なったんじゃないのかなと感じながらも、愛読していた当時の
懐かしい号や、初めて見るバックナンバーを見入る内、
小一時間居座ってた。
周り見たらこんなに長時間滞在してた人いなかったかも。。
自分が知ってる時代は、リアル読者だった高校時代の88〜90年頃、

20代半ば頃、職場の参考資料で見てた90年代後半のつの時期で、
創刊号から順に見て、20年間の推移が見られて興味深かった。

古書バザーなどで創刊号は何度か目にしてたけど、
改めて82〜3年の創刊初期を見て、記事のビジュアルが
週刊誌っぽくて少女度が低く、ファッションやメイクも
ベタベタコテコテ80年代感満載。
80年代とは言えコレはヤバイわ〜と思ってたら初期ターゲット
&コンセプトは大人のシティレディ派で雰囲気が違うもの
だったらしい。85年頃からオリーブらしい「リセエンヌ」や
「乙女」なコンセプトに変わってあか抜けて来た感じで、
自分が読み始めた88年頃はオリーブ全盛期で良い時代
だったのかなと思った。

私は主に高校時代オリーブを愛読してたけれど、
いわゆるお洒落な「オリーブ少女」というより、
あの世界観、映画やカルチャー記事を楽しみにして、
参考にしていた愛読者という立場だった。
当時人気を二分していた「mcシスター」は購入経験が
ないけど、少し「オリーブ」っぽい感じのハーフモデルが
可愛い「junie」も割と好きだった。
映画情報収集で映画雑誌「ロードショー」とかも時々
買ってたけど…(笑)

中学時代はアメリカだったので、日本の友達からオリーブ
話を聞いて憧れてたけど、現地で日本の雑誌は高価で入手困難
だったので、my 1st「オリーブ」は中3の終わり帰国直後に
買った「70年代特集号」(88年3月号)だったと記憶してる。
特集内容も良かったし(中高生対象の雑誌にしたら後から見て
タメになるようなカルチャー情報があって)ボロボロだけど
今も保管してる思い出の一冊です。

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