兵庫県立美術館のポンピドゥーセンター・コレクションを鑑賞。
本場パリのポンピドゥーは幾度か足を運んだけど、
今回見たのはほとんど初めて作品でした。
大きめのインスタレーションが多いので点数は少なめだけど、
好みなインスタレーションがあって楽しめた。
モダンアートは、抽象絵画は取っ付きにくいけど、
インスタレーションは視覚的に感じ、解説を見て
なるほど〜と楽しめる作品が多いのが楽しい。
国内外で何度か見たことのある、写真↑のエルネスト・ネト
(ブラジル)の他、以下特に気に入った作品。
ちなみに、エルネスト・ネトの作品は今回ウコンや胡椒など
香辛料が使用され、嗅覚のオプション付き。
ちなみに、エルネスト・ネトの作品は今回ウコンや胡椒など
香辛料が使用され、嗅覚のオプション付き。
※各作品の画像がないので、ネットから(主に海外サイト)
色々拝借しました。
色々拝借しました。
図録1500円だったようなので(後でネットで調べたら)
購入しても良かった。。
レアンドロ・エルリッヒ「眺め」
leandro erlich 'the view'
金沢21世紀美術館の「スイミングプール」のアーティスト。
ブエノスアイレス出身らしい、知らなかった。
「スイミングプール」も好きだけど、同じ視覚空間を利用した
騙し絵の手法ながら全く違う仕掛けで、キャプション見ないと
わからないくらい違う感じで気に入った!
騙し絵の手法ながら全く違う仕掛けで、キャプション見ないと
わからないくらい違う感じで気に入った!
入り口入って真っ暗で何もない!と思ったら左手に窓があり、
対面に上の画像のようなアパートが見える。
対面に上の画像のようなアパートが見える。
アパートそれぞれの窓は動く映像で、生の人間のよう。
アパートの一室(自分がいる場所)から他人の部屋を
もしかして、オゾンはこの作品からヒントを得たのかな。
ハンス=ペーター・フェルドマン「影絵芝居」
hans-peter feldmann 'shadow play (paris)'
壁面に映し出された走馬灯のような影絵映像は幻想的で美しく、
手前の統一感のない物品(作者の子供時代の玩具やガラクタなど)
を見るのも興味深い。
ジェイソン・ローズ「ボーブールの雌猫」
jason rhoades 'chatte de beaubourg'
一見ポップで美しいビジュアルだけどキャプションを
読んだら面白味が増した作品。
現代版シャンデリアらしく、ネオンライトに書かれた
フランス語の単語(ホタテ貝や羊とかだったかな)が
女性器の隠語というのがユニーク。
アンジェラ・ブロック「ハイブリッド・ソング・ボックス4」
angela bulloch 'hybrid song box 4'
箱から漏れる光と音が神秘的で美しい。
他にも色々、美術館サイトより展示アーティストの情報。